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「目とメガネレンズの小話」その5

今日は「人間は眼の何処で、どの様に見ているの???」

 
をテーマに少年の心を持つ中年、イチロー君が色々聞いてきましたのでお答えしました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イチロー君
「電車で座っていて、自分の新聞を見ながら隣の人の新聞も見えたらいいね!
こんなこと出来ないの?
いや待てよ!!それができればカンニングもやりたい放題ですよね。ムフフ」
 
 画像 007.jpg
ワルダクミしています
 
 
 
 
 
 
 
 
大原「残念ながら無理です!!!ブブ~
画像 008.jpg
    
なぜかと言いますと、意識してある一点を見るとき
その一点の映っているところは眼の奥の決まった場所のほんのわずかな部分なのです。
 
例えば本を読んでいたとしますと、読んでいる字が映っているところは眼の中の本当に狭い部分で大きさは直約径1.5mm位の円形です。
その部分を専門用語で網膜上の「黄班部中心窩」(おうはんぶちゅうしんか)と呼んでいます。
 
さらにその中の中心部分で直径0.4mm位の円形部分が一番視力のいいところです。
 
 画像 009.jpg
だいたいこの辺りです。厳密に言えばちょっと違いますが・・・
 
 
 
 
この部分は明るいところで力を発揮して、視力もよく、色を識別する力を持った視細胞がたくさん集まっているところなのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イチロー君
「それじゃ大原さん!隣の人の新聞は眼のどこに映っているの?なんとなく見えますよね」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大原
「それは、この黄班部中心窩以外の周辺部分のところに映っているのです。
ところがこの周辺部分、実は視力がよくないのです。
この黄班部中心窩の場所から1.5mm外れただけで視力は0.3位に落ちてしまいます。
 
近視とか遠視とかに関係なく、どんな人でもこうなるのです。
黄班部中心窩から離れれば離れるほど視力は低下します。
ですから私たちは自分の本を読みながら隣の人がどんな本を見ているのかよく分からないのです。
 
 
    
なのでカンニングは容易じゃないのですよ!
と言うかイチローくん!!カンニングはダメです
 

 

 

 

次回は正視についてです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目とメガネレンズの小話」バックナンバー

 

 その1 近視・遠視・老眼について

 その2 単焦点レンズについて

 その3 累進レンズ(遠近両用)について

 その4 目は強い凸レンズ

  

大原

 

 

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